オアシスの会は、不登校や発達障がいの子どもたちを支援する楠の木学園を後援する組織です。

子どもたち一人ひとりが安心して生活し、成長する社会環境を作り上げるために

 中学生や高校生といった多感な時期に、学習面や、人間関係などで多くの問題を抱え、苦しんでいる子どもたちが大勢います。しかし、残念なことに、現在の子どもたちの「学校生活」はこうした状況に十分な配慮をしているとはいえません。

 

 このような教育の現状を踏まえ、楠の木学園は、こうした個性も課題も異なる子ども一人ひとりに対しじっくりと関わりながら、シュタイナー教育や、特別支援教育などの考え方を取り入れた教育活動を通し、子どもたちのの自己肯定感の育成をはかっています。教育の内容も、財政的な支えも、楠の木学園に参加する保護者や教師、ボランティアさんたちが力を寄せ集めて、日々学校の運営を担っています。

 

 楠の木学園では、子ども一人ひとりの個性や課題にあわせ個別のカリキュラムや支援方法を考えています。また、卒業後、社会生活を実現するためにその経験の機会や場所の確保を大切にしていきます。これらを実現するため、教育活動を支える学習会、ボランティア活動、財政的な援助などが継続的に必要になります。これがオアシスの会の役目です。

 

 そして、こうした楠の木学園での実践活動が、公立学校での実践にも生かされたり、双方の交流が行われていくことが大切な活動になります。したがって、楠の木学園の教育活動は社会的、公共的なものであり、今後の社会に生かされていくものです。私たちは楠の木学園の支援を行うことを通して、現代の子どもたちが安心して生活し、成長する社会的環境を作り上げて生きたいと思っています。どうか、多くの方に賛同していただき、お力添えをいただきたいと思います。

 

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